翻訳者として、統一性があり信頼性の高い仕事を提供するためには、常に準備を整えておくことが第一です。翻訳業界で仕事をするとさまざまな問題が予想されます — ソース文書における変更、タイトな納期、クライアントからファイル形式や用語に関する要求など。
あなたの準備はすべて整っているとしましょう。最適の環境の中で、翻訳ソフトウェアを含めて最強のソフトウェアが手元にあります。
その時、意外なことが。まさかの事態が発生。コンピューターが作業中にクラッシュします。ファイル、リソース、最悪の場合はプロジェクト全体が途中で消失してしまいます。別のコンピューターで作業を続けるしかないかもしれません。この場合はどうしますか?
memoQバックアップウィザード — すべてのリソースをコピー、保存、保護できます
あなたは上記のような経験がありますか?memoQのバックアップツールのアイデアは、アイデアポータルに掲載され、すぐに無数のユーザーから支持されました。そして、ツールに対するお客様のニーズを徹底的に調べ、開発にも十分な時間をかけたmemoQバックアップウィザードの登場です。
このツールを使ってmemoQプロジェクトを手動で選択してバックアップすることに限らず、定期的な自動バックアップを設定できます。(例:一日の終わりに設定)これによって、作業中にどんな事態が発生しても、翻訳の最新バージョンが手元にあります。
更に、表示やホットキーなどのカスタム設定だけでなく、memoQデスクトップアプリの全体をバックアップできます。これはデバイスを替え、別のコンピューターで作業を続ける際に便利な機能です。また、「選択」バックアップ方式でそれぞれのプロジェクトに伴う設定を「プロファイル」として保存し、カスタム設定を素早く復元することもできます。
どんなことができますか?
コンテンツのバックアップ
memoQのバックアップウィザードを使うと翻訳メモリ、用語ベース、ライブ文書、ミューズなど、さまざまなローカルリソースをバックアップすることができます。バックアップを作成する際に、ソフトウェア内のダイアログボックスを使用して、保存するコンテンツの範囲を設定することができます。リソースの全体または一部だけをバックアップすることができます。
バックアップが完了したら、保存バージョンを同じコンピューターでも別のデバイスでも復元できます。これでバックアップの最新バージョンを持っていることが確認できるので、休憩を取ったところから作業を続けられます。バックアップはDropboxなどのクラウドベースシステムを含めて、お客様のご希望のところで保存することが可能です。
スケジュール自動バックアップ
手動バックアップに加えて、memoQバックアップウィザードでは定期的に実行されるスケジュール自動バックアップの設定もできます(例:毎日、毎週など)。定期的なバックアップを設定する際に既存のバックアップの管理も可能です。以前のバックアップを削除するかを選択したり、保存するバックアップ数、そして何よりも、バックアップするアセットを設定したりすることができます。
memoQバックアップウィザードの便利な機能や使い方などの詳細については、該当ヘルプドキュメントをご参照ください。
Zsófia Lelner
Linguist turned content marketer, telling the story of memoQ.