文章校正の精度向上
これまでのmemoQの文章校正では、具体的な文法エラー箇所だけではなく、文章全体が下線が引かれていました。
まさに、この文章のように。
(鋭い読者であれば、間違いなく上記文章に違和感を持っておられることでしょう。)
memoQ 9.4では、文章校正機能にある重要な2つのオプションが改善されています。1つのセグメント内で「一度だけ無視する」や「スキップする」を選択した場合、これまでのように強調表示されたセグメント全体がスキップされたり無視されたりするのではなく、文章校正機能で見つかった最初の文法エラーだけがスキップまたは無視されるようになりました。実際、セグメント全体がスキップまたは無視されていたときは、文章校正がとても手間のかかる作業であったうえに、エラーが検出されないことも珍しくありませんでした。「一度だけ無視する」と「スキップ」ボタンがセグメント内の特定のエラーにだけ適用されるようにロジックを変更することで、文章校正機能がより効果的に働くようになっています。
Trados Studio翻訳メモリの直接インポート
たとえば、クライアントからSDL Tradosの翻訳メモリが送られてきたとしましょう。クライアントが、パッケージを作成できるSDLライセンスを持っていない場合もあります。あるいは、パッケージの作成方法を知らない場合もあるかもしれません。
理由はともあれ、SDLTMファイルしか提供されていないとします。このような状況で、クライアントから更新データが送られてきて、翻訳メモリに基づいてレビューを行う場合、SDLTMファイルをmemoQの翻訳メモリにインポートする必要がありますが、memoQ 9.4ではこのプロセスがとても簡単になりました。それは、SDLTMを直接インポートできるようになったからです。
面倒なことは一切ありません。ご想像どおり、実に簡単です。
memoQ
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