作業効率は一番大切なことです。より速く、より良く、より多くの作業をする。だからこそ、memoQはリリースされるたびに、生産性の向上を明確な目標とした改良や機能強化を導入しているのです。memoQ 9.4も例外ではありません。
memoQWebの機能ですべてのユーザーにメリットを
デスクトップクライアントとウェブベースのどちらのツールを選択しても、最適な仕事をするために必要な機能が用意されています。
昨年、memoQは100人以上のお客様にインタビューを行い、お客様がどのように仕事をしているか、何を必要としているか、そして何が必要でないかについても把握しました。その結果、とても多くのローカライゼーションエンジニアやプロジェクト管理者、レビュー担当者がブラウザ版のmemoQを使用していることがわかりました。そのため今後は、機能によってはウェブ版で先にリリースされるものあれば、デスクトップ版で最初に展開されるものもあります。その良い例として、プロジェクト管理とレビュー機能があり、これらはウェブ版で先行リリースされることが多くなるでしょう。
すべてはワークフローの合理化を目標としたもので、作業が少しずつでも楽になるように開発を進めています。やはり、最も重要なことは生産性の向上です。
予期せぬ事態に備えて
もちろん、プロジェクトの締め切りが変わる理由は数え切れないほどあります。範囲が広がったのかもしれません。翻訳者の都合が変わったのかもしれません。あるいは、納品物が変わったのかもしれません。理由が何であれ、関連する指定された担当者や締め切り、ステータスをすべて変更するのは大変な作業です。
memoQ 9.4では、memoQWeb上で複数の文書を選択し、まとめて変更を行うことができます。「翻訳」ページから一度に、すべての翻訳者の締め切りを変更することもできます。どのように動作するかについては、以下のスクリーンショットをご覧ください。
より直感的な操作とワークフローの合理化のために、memoQは常に新機能の追加や機能強化に取り組んでいます。そして、そのような新機能や機能強化の鍵となるのは、お客様から寄せられる意見や提案です。ですから、気になることや困ったことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
拡張子でファイルをグループ化して、生産性を向上
memoQ 9.4での改善点の一つは、拡張子でファイルをグループ化できるようになったことです。インポートするファイルの種類ごとに使用するインポートフィルタ構成の変更が、これまで以上に簡単になりました。どのように動作するかについては、以下のスクリーンショットをご覧ください。
フォルダ構造としてのZIPファイルのインポートが可能に
今回のリリースでは、ZIPファイルをインポートする際にフォルダ構造が失われず、ツリー構造で表示できるようになりました。特に、ウェブサイトのテキストをインポートするときなどに便利です。
さらに、ZIPフィルタを使用できるということは、memoQ WebPMがCOTI (Common Translation Interface、共通翻訳インターフェース) 規格に準拠しているということです。DERCOM(オーサリングとCMSに関するドイツ製造者団体)によって開発されたこの規格は、オーサリングおよびコンテンツ管理システムと翻訳管理システムとの間のインターフェースの標準化に貢献しています。
この新機能の動作については、以下のスクリーンショットをご覧ください。
エッジケースからの脱却
テキストファイルでデータを管理しなければならなかったことはありませんか?あるいは、インポートやエクスポート、分析しなければならなかったことはありませんか?もしそのような経験があるならば、予想していなかったカスタムの区切り記号が使われている場合に、どれだけの手間がかかるかご存知でしょう。しかし、もうそのような心配はいりません。
memoQ 9.4では、カスタムの区切り記号が使われているテキストファイルでも用語ベース (TB) にインポートできます。このような全ての小さなエッジケースの処理をソフトウェアに任せることができれば、作業が幾分か楽になります。
memoQ
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