市場をリードする、英語とフランス語のライティング支援パッケージソフトウェアであるAntidoteが、memoQのWebベース翻訳環境であるWebTransと統合して利用できるようになりました。110,000語以上の単語、16,000以上のターゲットエラー、1,500,000語以上の同義語を含むこのソリューションは、フランス語圏のリンギストに広く使用されており、正確な言語やタイポグラフィ、スタイルの診断に定評があります。
WebTransユーザーには欠かせない校正ツール
MS Wordに搭載されている校正機能に代わる本格的な機能を備えているAntidote Correctorは、英語やフランス語を専門とする、特にカナダの翻訳者やレビュー担当者にとって、まさに必需品です。シンプルなインターフェースが特長のAntidoteは、最初にテキストを大まかに分類してから、各単語を調べて、スペルや文法、句読点、タイポグラフィの間違いを検出する、強力な分析機能を実行します。
memoQ 9.1のリリース以降、Antidote CorrectorをmemoQクライアントと統合できるようになったので、その場で翻訳のチェックと修正を行えます。しかし今まで、Antidote CorrectorをWebTransでも使いたいというご要望をmemoQのユーザーコミュニティから、特に、Webベースの翻訳エディタでAntidoteにアクセスする必要がある翻訳チームを社内外に有する企業ユーザーからいただいていました。
AntidoteとmemoQのインテグレーション: ステップバイステップガイド
インテグレーションプロセスを完了させるには、Antidoteのアカウントと、コンピュータにインストールされているConnectix Agentが必要です。Connectix Agentは、利用するアカウントがAntidoteのデスクトップバージョンとWebバージョンの両方へのアクセスを許可する場合に、どちらに接続するかを選択するために使用します。ブラウザの拡張機能がインストールされると、memoQクライアントと同様にWebTransにもAntidoteアイコンが表示されます。
Connectix Agentでデスクトップバージョンを選択している場合は、WebTransでAntidoteのアイコンをクリックするとAntidoteのデスクトップバージョンが開き、WebTransの翻訳グリッドと全く同じターゲット言語の行が表示されます。Webバージョンを選択している場合は、WebベースのAntidote Correctorが開き、WebTransの翻訳グリッドに表示されているターゲット言語の行が表示されます。
Antidote Correctorのウィンドウが開いている間は、インテグレーションによってWebTransとAntidoteの間で完全かつ継続的な同期が行われます。つまり、WebTransの行のターゲット言語側のコンテンツを変更すると、それに応じてAntidoteの対応する行も変更され、その逆も同様です。
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